国学院大・福永奨捕手(4年=横浜)はオリックスが3位指名し交渉権を確定した。

二塁送球1秒8台の強肩で、今年春の東都大学リーグでは主軸として優勝に貢献。横浜でも主将、大学でも主将を務めており、人間性も高く評価されている。

目標としていた優勝を飾った春季リーグ戦後も、さらに自らに練習量を課していた。今夏は全体練習前に早朝の自主トレを続け、捕手としての基礎技術を再確認した。ボディーストップや足の運びなど、分かっていることを後輩に教えながら練習することで理解を深めた。「練習量には自信を持っている。状態は、めちゃくちゃいいです」と話していた。取り組みを見てきた鳥山泰孝監督(46)も「7、8月で一回り大きくなった。心も技術も成長したことで、相乗効果もある」と太鼓判。秋季リーグ戦でも、扇の要としてチームをけん引している。

横浜市出身、175センチ、88キロ、右投げ右打ち。