2位阪神が絶好調の高橋遥人投手(25)でもツバメ打線を止められず、2連敗で自力優勝の可能性が消滅した。首位攻防3連戦の初戦を落とし、ヤクルトにマジック11点灯を許して3ゲーム差をつけられた。

先発の高橋が誤算だった。試合前時点で2戦連続完封勝利。27イニング連続無失点と無双状態だったが、1回2死一塁、4番村上の適時二塁打でいきなり先制点を許す。2回には8番西浦に左翼ポール直撃のソロを献上。1点ビハインドで迎えた5回には1番塩見に中前2点打を浴びた。5回4失点で2敗目(3勝)を喫した。

打線は高卒2年目の奥川に7回途中1失点で白星を献上。7回2死満塁では2番手田口に対し、代打の糸井嘉男外野手(40)が空振り三振に倒れた。痛恨の1敗で16年ぶりのV奪回へ追い込まれた。

【関連記事】首位攻防ヤクルト-阪神ライブ速報