巨人とのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージを控える阪神が社会人との練習試合に臨んだ。投手陣では守護神スアレスや中継ぎのアルカンタラに加えて藤浪、斎藤が好投。矢野燿大監督(52)は「チームとしても収穫」と振り返った。矢野監督の一問一答は以下の通り

    ◇    ◇    ◇

-秋山は久々の実戦で3回1失点

内容的にはもうちょっとね。もちろんシーズンの疲れもあるしさ、あれやけど。もうちょっと上げてもらえるっていうのは課題としてね、出たと思うので。そういうのもブルペンではわからんし、実戦で投げてみて、また次の登板までにどうするかっていうのもみえてくると思うんでね。状態を上げるように、してもらえたらなと思います。

-スアレス、アルカンタラは

問題ないと思う。その他のピッチャーもみんな順調に投げてくれて。斎藤と晋太郎(藤浪)が結構よかったんで。そういうところでは、どこでどうね、なるかわからないので、そういうピッチャーをこういう試合でみられたっていうのはチームとしても収穫というのもあるし。残り2試合をやりながら考えていこうかなと思います。

-悩ましい

悩ましいというか。悩んだ方がいいわけだから。全然悩みは悩んだ方がいいわけだから。短期決戦で、どれだけのピッチャーがいるのか。そういうのを考えながらになるんで。

-藤浪の投球

しっかりと伸び伸びと投げられていたと思うしね。

いいんじゃない。良かったなと思っているよ。

-近本が実戦復帰

体が大丈夫であればというところが心配なだけで。もちろん、そこに結果。全然ダメというのは本人も嫌だし、俺らも気持ち悪さはあるけど、普通にやれていたんで。もちろん全力で走るとか、これから守るということをやっていかないと駄目なんで。最初の段階としては打って、今走れる強さで普通に走れるというところまではできたんで。クライマックスの時には大丈夫かなという第1段階はクリアできたかな。

-4日以降の練習試合で守備に就くか

それも相談しながら。明日か明後日の間ではどっちか守らないと試合でいきなりというわけにはいかないんで。ちょっと相談しながらにしようかなと思っています。