巨人岡本和真内野手(25)はフリー打撃を再開したが、チームの崖っぷちにも間に合わなかった。ヤクルトとのCSファイナルステージに3戦連続で出場選手登録から外れた。阪神とのファーストステージ(甲子園)から、ポストシーズンは5戦連続で欠場となる。

10月31日の東京ドーム練習でフリー打撃を回避。上半身のコンディション不良のため、以降はフリー打撃は行わず、別メニュー調整が続いていた。しかし、この日の試合前練習で約3分間、フリー打撃を再開した。

巨人打線は前日11日の第2戦で、ヤクルト投手陣の前に2安打完封負けを喫した。初戦に続いて2戦連続完封負けで、アドバンテージを含めて0勝3敗。1点も挙げられないまま、ヤクルトに日本シリーズ進出へ王手をかけられた。今季、リーグ戦で全143試合に先発出場し、本塁打&打点でリーグ2冠王の4番不在でも、勝たなければ今季は終戦となる。