楽天福井優也投手(33)が19日、現状維持の2000万円で契約を更改した。

今季は「ほぼ初体験」という中継ぎを担った。19試合登板で、0勝0敗、防御率は4・43。「いい試合、悪い試合は悪いとはっきり出た」と反省し、来季へ向けて「しっかり1軍で、いい場面で投げられるように」と話した。

1年の浪人を経て、入学した早大で同期となった日本ハム斎藤佑樹が今季限りで引退。「1年でも長くやりたいと、もう1回思いましたし、斎藤、大石の分も頑張ろうと思いました」。大石達也(現西武2軍投手コーチ)も2年前に現役を退いた。いずれもドラフト1位でプロの世界に飛び込み、「早大3羽がらす」と呼ばれた3人の中で、福井は唯一の現役となった。「体は問題ない。あとはしっかり結果を出すだけ」と力を込めた。(金額は推定)