オリックスの主砲、吉田正尚外野手(28)が19日、自身初の日本シリーズ出場へ心境を語った。開幕を目前に控え、オリックスは本拠地の京セラドーム大阪で練習。終了後、吉田正は「非常にわくわくしています。楽しみです」と、胸を躍らせた。

10月2日に右手首を骨折しながら、今月10日のクライマックスシリーズファイナルのロッテ戦(京セラドーム大阪)の初戦に先発出場。3試合連続で「3番・DH」でスタメンで出て、3割の成績を残した。CSの前は患部の状態が危ぶまれたが「日に日によくなっていると思います」と回復に手応え。23日からの東京ドームはヤクルトの主催試合となり、指名打者制を使えなくなる。「どうしてもDHはありませんので、そのあたりはしっかり準備をして、とは思っています」と、首脳陣の最終判断に委ねるものの最善を尽くす。最後は「日本一目指して頑張ります」と、力強く締めた。