ヤクルトが破竹の3連勝(1敗)で、20年ぶり6度目の日本一に王手をかけた。高津臣吾監督(52)の一問一答は以下の通り。
【試合後囲み取材】
-石川が好投
高津監督 あの年になっても、やはり緊張もあるだろうし、いろんなものを感じてマウンドに上がってくれたんじゃないかなと思います。本当に彼らしく、大きな舞台だったですけども、本当に彼らしい投球をやってくれたのかなという感じがします。
-遅い球で力自慢の打者を抑えていった
高津監督 相手打者中心というより自分中心の投球を心掛けたのかなあという感じはします。本当に持ち味を出して、しっかり腕を振れて、低く集めてというところ。よくできたと思います。
-6年前に悔しい思いをしている
高津監督 その時の悔しさもあるでしょうし、今年前半であったりね、100点のシーズンではなかったと思うので、そういう気持ちを込めてマウンドに上がったのかなと。彼はそんなに表情に出したりとかね、体に出したりはしないですけども、強い気持ちの部分を持ってマウンドに上がってくれたのかなと思います。
-4戦目を任せると前から決めていた
高津監督 前から決めてました。
-理由は
高津監督 今はまだ言えないです。すみません。
-実戦間隔が空いたことによる不安はなかったか
高津監督 できれば本当はしっかりね、その感覚というところも、間の間隔というところも含めて、しっかり調整させてあげたかったんですけども。神宮でシート打撃やったりとか、その程度になってしまったんですけども、それを感じさせない、いい投球をしてくれたのかなと思います。
-打線は両外国人が活躍
高津監督 去年なかった戦力、2人なんですけども本当にここに来て、いい打撃というか、いい得点というか、いい打点というか、してくれますね。みんながつないでね。四球とか、いろんなことでつないで走者をかえすのが目立ちますけれども、その他の出塁だったりもすごく大きかったのかなと思います。
-2人が打つとベンチも盛り上がる
高津監督 そうですね。彼らも盛り上がりますし、当然すごくいい雰囲気で今は進んでるのかなっていう感じはします。
-日本人も外国人もカバーし合うチームワーク
高津監督 本当に我々は年齢、先輩後輩、国籍って言っていいのかあれですけど日本人、外国人、全く関係なく、ただ一生懸命点を取りにいく。ただ一生懸命1点を防ぎにいくっていうのをみんなでやってるところが、ベンチの雰囲気を見てもらったら分かると思うんですけど、そういう気持ちでみんな戦ってると思います。
-日本一へあと1勝
高津監督 うーん。いや、一気にとは、そんな簡単にいくとは思っていないので、はい。まあ全力で戦うのみだと思います。
-中村が好リード
高津監督 このシリーズに入る前に非常によく勉強して、予習して、うちの投手と照らし合わせてサインを出してっていう作業。すごくよく予習、復習した結果が、こういういい投球、いいロースコアのゲームができてる証拠かなと思います。バッテリーコーチにもいろいろ言われながら、わがままな投手をリードしてるわけですから、十分褒めてやっていいと思いますね。まあまだ終わってないんでね、最後にいい形で終わったら、思いきり褒めてあげたいなと思います。
-明日は53歳の誕生日
高津監督 まあ、あの、勝ちたいですね。勝つのみだと思います。全力で戦いたいと思います。