ロッテが25日、秋季練習を打ち上げた。CSファイナルステージ敗退の2日後から開始し、特に野手の打撃練習が活発に行われ、井口資仁監督(46)は「1日1400~1500本は振ってくれたんじゃないかと思います」と充実の時間を振り返った。

円陣の中心で、安田尚憲内野手(22)が一本締めのあいさつを行った。直々に指名した井口監督は「プレーよりしっかりしゃべってましたね。ユニホーム脱いでも心配ないでしょう」と冗談を交えながら「彼にはもっともっと自覚をもってやってほしい、そこだけだと思います」と話した。

秋季練習は2軍から福浦和也ヘッドコーチ(46)も参加した。「うちは左打者が多いので、福浦に助言をもらいながら」と井口監督。「僕の中で1、2軍は一緒だと思っているので。コーチもいろいろ春(のキャンプで)もシャッフルしながらやっていきたいと思っています」と見据えた。