ロッテ永野将司投手(28)が、12球団合同トライアウトに参加した左腕最速の148キロをマークした。

先頭のオリックス佐藤優悟をスライダーで見逃し三振。次打者の巨人山下は147キロの速球で空を切らせ、広島高橋は148キロの速球で遊ゴロに抑えた。

永野は「真っすぐはアピールできたと思う。真っすぐで空振りが取れたり、ファウルを取れたりした。アドレナリンが出て、いい感じで投げられた。今、持ってる力を出し切れたのでよかった」と振り返った。

永野は18年ドラフト6位でホンダから入団。左腕からの速球を武器に昨季は13試合でリリーフ登板も、今季は1軍戦登板なし。2軍でも8月6日のDeNA戦を最後に登板がなかった。19年3月には、公共交通機関や閉ざされた空間で不安を感じる「広場恐怖症」であることを公表していた。