ロッテ横山陸人投手(20)が9日、来季の契約更改交渉に臨み、140万円増の年俸700万円でサインした。

19年ドラフト4位で専大松戸(千葉)から入団したサイドスロー右腕は、2年間でビルドアップに成功。5月26日の阪神戦(甲子園)でプロ初登板を果たし、そこから5試合連続で無失点リリーフをみせた。150キロを超えてきた直球で高い将来性を示し「直球が通用するというところが、ある程度自分の中でも感じたので、変化球の精度や変化球でカウントを整えるところをテーマに」と、秋のフェニックスリーグでも登板を重ねてきた。

高卒同期の佐々木朗とともに、来季はさらなる数字が期待される。「勝ちパターンで投げてみたい気持ちはすごく強くなりました」と充実の1年を振り返り、さらなる飛躍を誓った。(金額は推定)