日本ハムの背番号「63」を着用したのは9人。当初は首脳陣が背負うことが多く、89年から3年間は監督の近藤貞雄が着用。3年間で最高成績は4位だったが、ユーモアあるパフォーマンスから「ダンディ」の愛称で親しまれた。

北海道移転の04年から捕手の渡部龍一が着用したが、06年9月27日に1日だけ「68」に変更している。その日「63」を着用したのは、BIGBOSSこと新庄剛志現監督。同年限りでの引退を表明しており、公式戦最終戦となった試合で、プロ入り時につけた背番号を希望した。翌日から再び渡部に戻り、引退する11年まで背負った。現在はブルペン捕手を務めている。

12年からは上沢直之が背負った。18年に現在の「15」に変更し、今年は自己最多の12勝をマークした。現在は北浦竜次が18年から着用。今季は開幕1軍も3登板に終わった。来季の巻き返しが期待される。