昨年11月に日本ハムから戦力外通告を受けた村田透投手(36)が、地元大阪で自主トレを継続しながら、オファーを待っている。昨年12月8日の12球団合同トライアウト後も、3勤1休のペースで自主トレを継続。年明け以降も同様のペースで調整を続ける。

「コンディションはいいです。トライアウトの後もやっていましたし、オファーをいただいた時にしっかりと動けるような準備をしています」

いつでもブルペンに入れる状態で、現在は短い距離のキャッチボールで力のあるボールを投げることにテーマを置く。昨季は開幕1軍入りしたが、8試合の登板で0勝0敗、防御率9・31。シーズンで見えた課題の修正に取り組みながら、投球フォームを固める。

ハングリー精神の持ち主で、10年に巨人を退団後、11年から6年間、米国でプレー。15年には大リーグのインディアンスでメジャー初登板初先発した。現状では去就は未定だが、NPBや海外でのプレーも含め、選択肢を広げながら、オファーを待つ。