ロッテは19日、2月1日から沖縄・石垣島で行う春季キャンプのメンバーを発表した。

育成選手では小沼健太投手(23)と山本大斗外野手(19)の、ともにプロ2年目の2人がA組(1軍)メンバーに選ばれた。

BC・茨城から20年育成ドラフト2位で入団した小沼は、昨季はイースタン・リーグで開幕時からストッパーを任された。被安打の多い時期もあったものの、34試合に登板し18セーブ。150キロ前後の直球を軸に、最多セーブのタイトルを獲得した。

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山本斗は開星(島根)から20年育成ドラフト3位で入団。イースタン・リーグ開幕戦DeNA戦で初打席初球本塁打の離れ業をやってのけるなど、シーズンで5本塁打。秋のフェニックス・リーグでも5本塁打するなど、貴重な右の長距離砲候補として秋季キャンプにも参加していた。

ロッテでは育成選手の活躍が著しく、昨年は本前郁也投手(24)が、20年は和田康士朗外野手(22)がキャンプから猛アピールを続け、ともに開幕前に支配下選手契約を勝ち取った。19日現在の支配下選手人数は65人で、残り「5」の枠がある。昨季イースタン・リーグで2完封を挙げた左腕の佐藤奨真投手(23)らも含め、育成選手たちのアピールにも注目のキャンプとなる。【金子真仁】