ロッテ山口航輝外野手(21)が20日、さいたま市のロッテ浦和球場で自主トレを公開した。ロングティー打撃などで汗を流した。

年末は母校のノースアジア大明桜(当時明桜=秋田)を訪れ、自主トレを行った。恩師へのあいさつや仲間との再会。「明桜のグラウンドで練習したら、また原点にも帰ると思うので」と恒例になっている。寒い中、故障防止のために体作りをメインに行い、その後故郷の大阪へ戻った。

昨季の開幕戦で1軍デビューし、シーズンで9本塁打。CSでも1発放った。プロ4年目となる今季は「リーグ優勝して日本一になること。個人としては本塁打を30本打てるように」と目標を掲げている。

秋田でも大阪でも、周囲から激励とともに“五七五キャラ”としての評価も「いや、めっちゃありました」と笑う。「またやってんのか、みたいな。恥ずかしいです」としつつも「野球以外の部分でも見てくれてるんだなというのは感じたので。俳句もちょこちょこ頑張ります」と照れつつも誓った。今季はZOZOマリンのお立ち台で5作披露することを、ノルマとしている。【金子真仁】