ソフトバンクは24日、監督、コーチ会議を開き春季キャンプのメンバー振り分けなどを決定した。

主力の新型コロナウイルス罹患(りかん)などの影響もあり、A組には育成右腕の重田や2年目井上ら1軍未経験の若鷹を多く抜てき。藤本博史監督(58)は「世代交代と言われている中で、(コロナの影響で)もっと若い選手も入ってこられた。初日からアピールしてもらいたい」と話し、過去最大級の「超サバイバルキャンプ」を予告した。

第1クールから投手陣はフリー打撃に登板し、第2クールからはシート打撃を取り入れる。藤本監督は「Aで元気がなかったり、精彩を欠いているとなった場合は、B組とどんどん入れ替える可能性はあります」と、特に若手にはキャンプ前半から本格的に競争させる意向だ。

千賀や森ら実績のある投手はB組発進。第3クールからは紅白戦を予定。コロナ陽性となった柳田らC組スタートの主力たちが合流してくるタイミングで、競争はより激化する。