ソフトバンクの佐久本昌広リハビリ担当コーチ(47)が2日、福岡・筑後市のファーム施設で行われているC組キャンプで故障組の現状を明かした。

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昨秋の宮崎キャンプで急性腰痛となったサブマリン高橋礼投手(26)については「腰は問題ない。腰痛の原因はどこの動きからきたのだろうと。そこの見直し」と話した。現在はキャッチボールまで行っている。2月上旬にブルペン入りする予定。A、B組の宮崎キャンプ合流の可能性については「そうですね。彼はノースローをしている訳ではないので。投げてからですね」とし、状態が良ければ“昇格”となりそうだ。

右手薬指の化膿(かのう)を発症した泉圭輔投手(24)に対しては「キャッチボールもできている。運動強度を少しずつ上げていきながら」。1月31日まで10日間ほど入院し、点滴も受けた。故障ではないため、泉も調整が進めば宮崎行きの可能性がある。「状態確認。毎日リハビリの報告も(首脳陣に)上げてます」と話した。

昨年9月に右肩を手術した周東佑京内野手(25)については「(実戦復帰は)3月中旬をめどに動いている」とした。現在は送球動作のみ控えているが「他のところはすこぶる調子がいい」。スピードスターは、2月いっぱい筑後でリハビリに務めることになりそうだ。【只松憲】