4番を争う2人が初回から火花を散らした。

「3番左翼」でスタメン出場した阪神大山悠輔内野手(27)は、1死三塁から遊撃右を抜く先制の中前適時打。前日11日の練習試合日本ハム戦(名護)は4番で出場しマルチ安打をマーク。打順が変わったこの日もさっそく快音を響かせた。

昨年の秋季練習から取り組む左翼守備では、2回表先頭の楽天黒川の左邪飛を滑り込みながらキャッチ。左打者の左翼ファウルゾーンへ切れていく当たりを追いかけ、しっかりとキャッチした。

「4番三塁」で出場した佐藤輝明内野手(22)も初回に左前打。先輩に負けじと快音を響かせた。