オリックスのドラフト1位、椋木蓮投手(22=東北福祉大)が20日にも実戦デビューする。15日からの第4クールに実戦形式で投げ、順調なら第5クールの20日の対外試合に向かう見込みだ。初登板を控え「自分がちゃんと投げ切って抑えるというところを見せられれば」と真っ向勝負を挑む。

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第3クールの紅白戦で結果を出した新人野手に続き、154キロ右腕もベールを脱ぐ。ブルペン投球でカーブ、スライダーなど変化球も交え「打者に対してはまだ投げてないですが、いっても投げられるんじゃないかな、というレベルには来ています」と状態を整えている。実戦でのテーマ設定もできている。「自分の球が通用するのか。抜け球とか打者の打ちミスで抑えるとかではなく、ちゃんと抑える」。抑え候補に挙がる新人が期待通りの投球を見せれば、連覇を狙うブルペンが厚みを増す。