巨人岡本和真内野手(25)がリーグ単独トップの6号アーチを描いた。8回2死、楽天西口のカーブに体勢を崩されながらも左手1本で左翼席へ運んだ。技術と力が凝縮された1発にも「今日を入れて開幕まであと2試合でしたし、自分がやるべきことをしっかりとやろうと思っていました。1打席1打席大事にしたい」と引き締めた。14年センバツ初戦で1試合2発を決めた生粋のホームランアーチストは、オープン戦14戦6発、打率3割1分、11打点と圧倒的な強打者ぶりを発揮しながら開幕へ向かっている。

◆岡本和の甲子園 智弁学園3年の14年に春夏連続出場。春は1回戦の三重戦で初打席アーチを含む1試合2本塁打。2回戦の佐野日大戦では一塁からリリーフ登板した。夏は明徳義塾に初戦敗退も4打数2安打。甲子園通算成績は3試合で12打数6安打(打率5割)、2本塁打、3打点。