広島菊池涼介内野手(32)が3回無死一塁で犠打を決め、NPB史上8人目の300犠打を達成した。

32歳での達成は、20年今宮健太(ソフトバンク)の28歳11カ月、95年川相昌弘(巨人)の30歳7カ月に次ぐ3位の年少記録となる。

また通算112本塁打の菊池涼はセ・リーグ初となる100本塁打&300犠打を果たした。過去に100本塁打と300犠打の両方を達成したのは伊東勤(西武=156本塁打、305犠打)だけ。菊池涼は伊東に次ぎ2人目で、セ・リーグでは初めてとなった。

前カードの26日DeNA戦(横浜)ではチームがセ・リーグ初の開幕から2戦連続2桁得点を記録。チームの勢いに続き、偉大な記録を打ち立てた。

▼通算300犠打=菊池涼(広島) 29日の阪神1回戦(マツダスタジアム)の3回、投手前へ送りバントを決めて達成。プロ野球8人目。広島の選手では初めて。初犠打は12年7月4日の阪神10回戦(松山)。