阪神2年目のラウル・アルカンタラ投手(29)が、31日広島戦から1軍に昇格することが分かった。代わって新外国人のカイル・ケラー投手(28)が出場選手登録を抹消される見込み。

2月春季キャンプで左足関節を捻挫していたアルカンタラは、23日にウエスタン・リーグのオリックス戦で実戦復帰。30日にも同リーグのソフトバンク戦で1回3人斬りと好投した。当初は2軍戦で連投を予定されていたが、開幕5連敗のチーム状況から昇格が前倒しとなった模様だ。

開幕守護神を務めたケラーは、25日ヤクルト戦で1点差を守れず敗戦。巻き返しを喫した29日広島戦でも1点リードの9回に登板し、1死満塁のピンチを招いたところで降板。後を託された湯浅が西川にサヨナラ適時打を浴び、チームの連敗を阻止できなかった。