ロッテのドラフト3位、広畑敦也投手(24=三菱自動車倉敷オーシャンズ)と佐藤奨真投手(23)がプロ初登板し、それぞれ1回を無失点に抑えた。

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広畑は1点リードされた7回に登板。内野安打2本で1死一、二塁とされるも今宮、柳田の上位打線を抑え、ゼロで切り抜けた。

最速150キロの直球にカーブを織り交ぜてのデビュー戦に「適度な緊張感を楽しんで投げられました。安打は打たれましたが、ゴロを打たせるという自分の投球はできていたので、次回以降も続けていきたいです」と振り返った。

3月22日に支配下選手登録を受けたばかりの左腕佐藤奨も、9回のマウンドへ。持ち前の緩急と奥行きを生かし、3者凡退に。三森からは137キロの直球で空振り三振も奪った。「ほどよい緊張感の中でまずはゼロで抑えられて良かったです。やっと支配下選手になった実感が湧きました。次は勝ちにつながるような投球をしたいと思います」と見すえた。

30日のソフトバンク戦では、同じく支配下登録されたばかりの小沼健太投手(23)も2回無失点の投球を見せた。新戦力の連日のアピールに、井口資仁監督(47)は「ようやくみんな投げられたので。次からみんな、しっかりやっていけると思います」とさらなる活躍に期待していた。