10日ロッテ戦(ZOZOマリン)に先発するオリックス宮城大弥投手(20)が、リベンジに燃えている。

投げ合う相手は同学年のロッテ佐々木朗で「(昨年は)自分もチームもやられてしまった。明日は自分の投球ができたら。見て学ぶ部分もたくさんあるので、吸収しながら」と闘志を燃やした。

宮城と佐々木朗の投げ合いは昨年10月14日以来、2度目となる。前回は佐々木朗が6回無失点だったのに対し、宮城は5回5失点だった。

同学年の怪物を「どんな球種でも、ストライク、空振りが取れる。良い投手だと思う。(自分は)空振りは難しいかもですけど、ファウルを取ったり、ストライク先行をまねしていけたら」と、昨季の新人王左腕は謙虚に語る。

シーズンオフには「電話を1回しましたね。野球とは別の…。どういう車に乗るのかと。彼も良い車に乗ろうとしてました。まだ何に乗ってるか、わからないんですけど…」と苦笑い。

宮城は佐々木朗を「ろうき」や「ろうたん」と呼んでいるのに対し「(向こうは)ジジイ!って。高校からそういうキャラだったので…、そう呼ばれています」とおどけた。