阪神が完敗を喫し、両リーグ最速で借金10に到達した。13試合消化時点での2ケタ借金はセ・リーグ球団では初の屈辱となった。

先発秋山拓巳投手(30)が3回6失点でKOされた。打っても広島先発森下暢仁投手(24)から佐藤輝明内野手(23)の2号ソロでの1点しか奪えなかった。矢野燿大監督(53)の試合後の一問一答は以下の通り。

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-先発秋山の調子は

「よくはないと思う。やっぱりスピードガンが出るピッチャーじゃないけど、もうちょっと押していけないと、引けない。一番いいのは真っすぐだと思うけど、そこらへんの状態というのは、現状はよくないのかなとはみている」

-相手の投手に打たれたりスクイズされると流れが悪い

「スクイズもね、あのカウントまで持っていっちゃったっていうのが、ひとつね…。あそこに転がった時点で、ホームでアウトって難しいプレーだった。あそこは冷静にいってくれたら、よかったかなというのは、オレらからの目線では思う」

-右翼佐藤輝が2回の守りで打球の目測を誤った。風も強かったが

「まあまあ、それはね。そんなん言い出したら、言い訳にしかならないでしょ」

-佐藤輝は打っては風を生かして逆方向へ本塁打

「久しぶりにあっち(左翼)方向にね、ああいう本塁打が出た。あれでも(本塁打が)いく形からまたよくなるというのもあると思う。最後にもう1本出たというのも大きいと思うけど。最後のサードでのスローイングもしっかり投げていかないとね。打つことだけじゃないんでね、野球は」

-高山が昇格即安打

「気持ちがね。やっぱり何とかしたいっていう気持ちがすごく出ていたし。初打席でヒットっていうのもね、俊にとっても大きな1本だと思うし、あいつ自身もチャンスを広げていくっていう立場に現状はあるので。そういう気持ちがすごく出ていた、そういうヒットかなと思います」

-岩貞も昇格即好投

「そうやね。サダもいいボール投げていた」

-1度に3人を昇格。今後も2軍から調子のいい選手を

「それは、そうしたいじゃん」

-そうしてチームの活性化も

「それはいつでもしているけど、上げられるような状態のやつがどんどん来てくれたらいいなと」