阪神が、サヨナラ負けで引き分けをはさんで5連敗を喫した。予告先発の伊藤将司投手(25)が新型コロナ陽性判定で出場選手登録を抹消され、急きょ代役として先発した小川一平投手(24)が5回途中無失点と踏ん張り、救援陣も持ちこたえて延長戦にもつれ込んだが、10回に、この日特例2022代替選手として昇格した6番手加治屋蓮投手(30)が痛恨のサヨナラ打を浴びた。

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矢野燿大監督(53)の試合後の一問一答は以下の通り。

-加治屋は厳しい場面から1イニングはしっかり投げた

「うーん本当はね、1イニングでね、代えてあげたいっていうか、そんな状況やったけど、すごくよかったんでね。まあ…もう1回っていうふうになったけど。まあまあ、打たれたことはね、仕方がないし。でもここからね、また力になってくれそうな、そういう投球を見せてくれたのでね。それは結果自体は受け入れるというか、そういうピッチングだったと思う」

-小川は急きょの先発だったが

「小川もね、どこまで持つかというかね。『3回ぐらいかなぁ』っていう気持ちはあったんで。5回まで、あそこまで行ってくれたというのは大きかったし。まあ、ピッチャー陣は本当にみんなよくね、サダ(岩貞)もそうやし、その後で行ったピッチャーもね、よく粘ってくれた」

-湯浅も

「もちろん。きのうやられてきょうね、こういういい形で抑えられて。まあ、またフラットに戻れるんで、気持ちの中で何か変なものを持ちながらっていうのがないんで、そういうところが良かったかなと思う」

-打つ方が歯車がかみ合えば

「まあなあ。かみ合えばっていうか、みんなの状態がめちゃくちゃ悪いわけじゃないけど、1人1人の状態が上がってこないと。ちょっとつながりにくいんで。もちろんホームランとか出てくれればいいんだけど。1人1人の状態を上げてもらうっていうとこかなと思うけど」

-近本と中野が盗塁

「もちろん、チャンスがあればいつも狙っているし、それはずっとやってきていることなんで。そういうところからもチャンスはもちろん、これからも狙っていくところなんで。やっぱりかえすっていうところがね」

-コロナで苦しい状況だが

「まあ、しんどいのはしんどいし。先発投手っていうのもね。やっぱりどうしても、今日だけのことじゃないし、たぶん2、3週間。3週間くらい、やっぱりどうしても難しくなるから。その点でも痛いし。でも起こったことはもうね、これはどうしようもないので。みんなでカバーするしかない。きょうも来たピッチャーがね、いいピッチングをしてくれたので。全員でなんとかするしかないと思っています」

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