緊急で先発した阪神ドラフト3位の桐敷拓馬投手が、2回2失点と踏ん張れず2敗目を喫した。

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新型コロナに感染で先発を回避した藤浪の代役として、開幕3戦目以来となる先発。4度の救援登板を挟んで先発返り咲きだったが、初回2死二、三塁から阿部に右翼線へ2点適時二塁打を浴び、出ばなをくじかれた。2回は2死一、二塁をしのぎ、3回の打席で代打高山を送られた。「チャンスだと思ってマウンドに上がった中で、結果を残すことができず悔しい思いです」と肩を落とした。

試合後、矢野監督は出場選手登録を抹消すると明言。「ちょっと本来のボールではない。急きょやから、いけるところまでとは思っていたけど、あの状態やったらちょっとしんどいと思う」と指摘した。ルーキーながら開幕ローテ入りし、その後は中継ぎで1軍に同行してきた左腕が、プロ初の2軍降格となった。