中日立浪和義監督(52)の打線組み替えがピッタリはまった。「2番右翼」に駒大出身のドラフト2位鵜飼航丞外野手(22)を起用。2回までに鵜飼の2号ソロを含め先発全員安打をの猛攻で8点を奪い、今季最多18安打を放ち10得点で圧勝した。試合後の立浪監督の一問一答は以下の通り。

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-初回から打線がつながった。広島先発森下対策で徹底したのは

立浪監督 「真っすぐを早い回にとらえてくれた。立ち上がりから真ん中付近に球が集まっていたので、うまく攻められた。鵜飼の本塁打も効果的でしたし、こういう日があってもいいでしょう」

-初回は逆方向中心にヒットが出ていた

立浪監督 「速い球にはどうしても大振りしてしまう。フライになったり、打ち損じが多い中で、初回、2回は非常にいい攻撃ができた」

-鵜飼を右翼、A・マルティネスを左翼で使う攻撃布陣は

立浪監督 「鵜飼は初回から凡打したが、(森下から)前回(2日広島戦で)3三振している中で、本人も考えて狙い球を決めて(臨んだ)。細かい作戦は(鵜飼を)2番に置くとできないが、どうしても3番に置くと空振りが多い。相手からしたら長打がある打者なので、プレッシャーかかるのかなと2番にした」

-初回ビシエドの適時打も

立浪監督 「適時打が出ないと調子が出てこない。欲を言えば、5回無死満塁のアリエル(マルティネス)とビシエドで1点取れていれば、終盤苦しまなくて済んだ。全てはもちろんうまくいかないですよね」

-7回に清水が満塁で押し出し四球を与えた場面でマウンドに行った

立浪監督 「下手したら同点まであるところだったので。走者は関係ないからと。結果はいい当たりされたけど、あそこで一つ切れたのが良かった」

-ロドリゲスもイニングをまたいで8回まで抑えた

立浪監督 「ああいう試合を落とすと、泥沼になっていく。明日試合もないし、またがせてもらった」

-18安打2ケタ得点は自信に

立浪監督 「どうですかね。続けていくしかない。チームとしてやっていることをずっとやっていけば必ずいい結果になっていく。(広島戦、次のヤクルト戦も)2試合(2連戦)だから、最悪1個勝って帰りたいと思った。とりあえず良かったです」

-福谷は苦しみながら1勝目

立浪監督 「勝てばまた変わってくる。次はもうちょっと落ち着いて投げてくれるかなと期待しています」

-高橋周平は週明けに上げるのか

立浪監督 「状態が上がってきたという報告があればすぐ上げると思います」