投手では現役最年長42歳のオリックス能見篤史が、今季初めて出場選手登録された。

ベテラン左腕の現役18年目が“開幕”した。

阪神から移籍した昨年に続いて兼任コーチで在籍。今季の1軍は高山、厚沢両コーチに能見を合わせた投手コーチ3人体制だ。「あまり甘えるわけにはいかないですけど、高山さん、厚沢さんともコミュニケーションを取りながらやっていきたい」と笑う。

ベンチには入らない「能見コーチ」だが、役目は多い。不調の投手とキャッチボールをして技術的な助言を送ったり、悩みごとを聞いたり。選手にぴったり寄り添い、練習の一番最後にゆっくり歩いて帰ってくるのがルーティンだ。

オープン戦では2試合に登板した後は2軍戦にも登板していない。ただ、試合前に調整を兼ねてフリー打撃の投手を務めたことも。昨季は26試合に救援登板した。マウンドでの貢献度にも注目だ。【柏原誠】

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