中日はエース大野雄大投手(33)の8回8安打3失点で完投したが、3敗目。石川昂弥内野手(20)の19年センバツ優勝以来となるプロ入り甲子園初アーチの4号2ランで先制も空砲。2戦連続で守備のミスからの連敗で貯金をなくした。試合後の立浪和義監督(52)のコメントは以下の通り
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-9回に何とか追いつきたかった
「惜しいところまでいった。見逃し三振、見逃し三振…。振らないと始まらない」
-4回守備で山本のセーフティースクイズの場面で二塁阿部の動きは
「構えた時点で二塁は打球を見ながらベースカバーに明らかに入ってなかった。ああいうミスがあったら、結果的に(阪神の)チャンスになって決勝点になった」
-遊撃堂上の前進守備での悪送球(野選)
「ボールがこっち(三塁)気味やったから。(堂上)直倫やったらアウトにして欲しい打球やと思う。2日間はいろんな守りのミスが出た。そこが失点につながった。しっかりやって出直すしかない」
-大野雄は
「あの回(4回)だけ初球、真ん中に集まったところを連打された。結果的には8回まで、あとのイニングはゼロで抑えた。本人も反省点はあると思うが、次に上がっていくのではないかな」
-4回は初球ストライクを連打された
「ストライクでも真ん中付近に集まった。そういう反省点はあるが、球自体は8回になってもそんなに落ちなかった。大野も今後の登板に自信にしてもらいたい。こっちも(石川)昂弥の本塁打以外、チャンスらしいチャンスは最後だけ。明日から名古屋に帰って出直します」
-最後の場面は石川昂には重圧
「2死三塁で打つことは難しい。木下のところで追いつく形が取れれば良かった」
-京田がスタメンを外れた
「昨日の守備は消極的なミス。それで直倫を使った」
-大島に代えて岡林を起用
「守備的には(岡林は)守備範囲も広い。今日はバント失敗とかいろいろあったけど、こういう悔しさを跳ね返すくらいになってこないと、レギュラーは簡単に取れない。今後を期待している」
-大島の欠場はどれくらいか
「ちょっとわからない。明日の状態を見てみないと」
-5割になった
「5割を目指しているわけじゃない。選手のがんばりで貯金もあった。明日からも戦いは続く。ずるずるいかないようにしっかり。ピンチとかチャンスで気持ちを強く持って行かないと上とか狙えない。いい意味で反省点も出た2試合。明日からしっかりやっていきたい」