ソフトバンク柳田悠岐外野手(33)が、19年3月30日の西武戦(ヤフオクドーム)以来、3年ぶりのグランドスラムを放った。

3-3の6回1死満塁。オリックス山本との息詰まる対決を制した。カウント2-2から153キロ直球を左中間へ。勝ち越しの3号満塁本塁打だ。「チャンスだったので、とにかく前に飛ばそう、それだけでした。追い込まれてしまいましたが、本当にその執念が奇跡を呼んだ一打です」。山本はうなだれ、柳田は確信歩き。ペイペイドームの興奮が最高潮に達した。

これで左肩痛から復帰した4月26日西武戦から6試合連続安打。キャプテンが一振りで流れを変えた。

【ニッカン式スコア】3日のソフトバンク-オリックス戦詳細スコアはコチラー>