DeNAの選手コラム「ハマスタ現場発」第3回は、関根大気外野手(26)。母の日の8日広島戦では残念ながら出場機会がありませんでしたが、女手ひとつで育ててくれた母への感謝と今後のさらなる活躍を誓いました。

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母が今もいろんなことに挑戦する姿を見て、僕自身も刺激をもらっていますし、頑張ろうという気持ちになります。仕事ではクレープの移動販売をしたり、新たに韓国語の勉強を始めたりして、「次はどこどこの国に行くんだ」という話を聞くと、すごいなと思いますし、尊敬します。

僕以上に僕がプロになることを信じてくれたのは、母でした。プロに入った後、家族でご飯を食べてる時に「私はずっとプロになると思ってたからね」って言ってくれたことはすごく印象に残っています。「あー、そんなふうに思ってくれてたんだ」と。

僕は中学の頃から全国で注目されるような選手ではなかったですし、高校(東邦)でも自分の代からしかレギュラーになってないですけど、母の言葉を聞いて、すごくうれしかったです。僕も当然プロになりたいとは思ってましたけど、強く思うことは大事だなと母から教わりました。

今年も母の日の広島戦で準備していたピンク色の野球道具を感謝の思いを込めて、贈ります。やっぱり、1回でも多く打席とか、プレーしてるところを見せたいという気持ちは野球を続けている限りはあるので、僕が活躍する姿、プレーする姿をこれからも見せたいと思いますし、見てほしいなと思います。(DeNA外野手)

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