オリックス打線が今季最多の8得点と躍動した。5得点以上は4月2日の日本ハム戦以来、33試合ぶり。この日は6回1死満塁から中川圭が走者一掃の適時三塁打を放つなど一挙4得点で試合を決めた。ビッグイニングは4月2日の7回に5得点して以来、296イニングぶりだった。

コロナ離脱に苦しんでいたチームだが、福田やラオウ杉本らが復帰し、着々と戦力がそろってきた。中嶋監督は4三振に倒れた杉本に「頑張ってもらいましょう」とハッパをかけた。2軍では新助っ人のマッカーシー、右ふくらはぎ筋損傷からの復帰を目指すT-岡田がスタンバイ。9日にコロナ陽性判定を受けた主砲・吉田正が早期回復できれば、一気に厚みが増す。