阪神長坂拳弥捕手(28)が、前夜の悔しさを晴らすセーフティースクイズで2点目を呼び込んだ。

18年6月17日楽天戦(楽天生命)以来、約4年ぶりに「8番捕手」でスタメン出場。1点リードの2回無死一、三塁で迎えた第1打席の初球、巨人シューメーカーの141キロをきっちりと一塁前にバントし、これが野選となり三塁走者糸井が生還した。

球団広報を通じ「昨日の試合では悔しい打席が続いてしまったので、今日はチャンスの場面で何とかしたいという思いでした。しっかり一発で決めることができてよかったです。まだゲームは序盤なので引き続き気を引き締めて頑張ります」とコメントした。

長坂は試合前までプロ通算3打点。これは2本の本塁打で挙げたもので、本塁打以外での打点はプロ6年目で初となった。

前日20日の巨人戦では7回表の守備から出場。サヨナラ機を含む2度の得点圏で空振り三振を喫していたが、小技でリベンジに成功した。

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