日本ハムが先発全員安打で打ち勝ち、交流戦初のカード勝ち越しを決めた。試合後にBIGBOSSは「選手に聞いてちょ!」と、会心の伝言を残した。

試合前に新庄剛志監督(50)がインスタライブを実施し、スタメンを決める過程を配信。ファンの意見を聞いて指揮官が起用を決めた9番杉谷拳士内野手(31)が2回に内野ゴロの間に勝ち越しの打点を挙げ、4回には無死満塁で右前適時打と2打点と打線爆発の口火を切った。

6回には、それまで安打が出ていなかった3番清宮幸太郎内野手(23)と4番野村佑希内野手(21)の連続長打が飛び出して7点目を挙げ、スタメン野手が全員安打となった。

先発した高卒2年目の根本悠楓投手(19)も制球に苦しみながら、5回5安打2失点と試合をつくってプロ初勝利を挙げた。

新庄監督がリスペクトする巨人原辰徳監督(63)との公式戦初対決は、2勝1敗と勝ち越して終了した。チームは交流戦最初の2カードがセ・リーグ首位のヤクルト、2位巨人という上位との6連戦だったが、熱戦続きで3勝3敗。パ・リーグ最下位とは思わせない、粘り強い戦いを見せた。

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