阪神が2度目の5連勝を飾った。借金は4月5日以来2カ月ぶりの「8」まで減らした。初の交流戦優勝へ、2位の好位置をキープしている。

阪神OBの日本ハム新庄剛志監督(50)の甲子園帰還シリーズで3戦全勝。同一カード3連勝は4月29日からの巨人戦(東京ドーム)以来、2度目だ。

また大山悠輔内野手(27)のバットが猛威をふるった。3回、佐藤輝明内野手(23)の右前打で1点先制。続く5番大山は、走者2人を置いて左翼ポール際へ高々と13号3ランを放り込んだ。初戦は3本のアーチで6点差逆転勝ちに貢献。2戦目は決勝左前打を放った。そして3戦目、交流戦6本目のアーチも大きな一打となった。新庄監督も思わず拍手するほどだった。

先発の伊藤将司投手(26)は5回まで1安打投球で試合を作った。6回に3失点して降板となったが、2勝目を手にした。

1点リードで必勝リレーに入り、7回はラウル・アルカンタラ投手(29)、8回は湯浅京己投手(22)が抑えた。湯浅は16試合連続無失点。16ホールドでリーグトップに並んだ。

8回は代打小野寺暖外野手(24)が走者一掃の3点三塁打、島田海吏外野手(26)の右前打で4点を追加してダメを押した。好調の投手陣に加え、打線も活気づく阪神がBIGBOSSの日本ハムを圧倒した。

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