セ、パ両リーグは9日、5月度「大樹生命月間MVP賞」受賞選手を発表した。

セ・リーグ投手部門は、阪神アーロン・ウィルカーソン投手(33)が来日1年目で初受賞。先発として4試合に登板し、リーグトップタイの3勝(1敗)、同2位の防御率1・04と安定した投球を見せた。

同野手部門は、DeNA牧秀悟内野手(24)が2度目の受賞。全22試合に先発出場し、リーグトップの25打点、長打率7割2分を記録。打率3割2分9厘、8本塁打は同2位。

パ・リーグ投手部門は、日本ハム上沢直之投手(28)がプロ11年目で初受賞。4試合に先発し、全試合で7回以上を投げ、リーグトップの4勝、防御率0・58を残した。

同野手部門は、西武山川穂高内野手(30)が6度目の受賞。全23試合に先発出場し、リーグトップの9本塁打、長打率6割9分2厘。打点は18を稼いだ。

受賞選手には、各連盟から記念盾が、大樹生命保険株式会社から賞金30万円とトロフィーが、それぞれ贈られる。

▽西武山川 打率も本塁打も打点も、めちゃくちゃ高いわけではないが、全部で高く安定できたのはよかった。年間を通して安定した成績出すのが1つテーマ。今シーズン中に、もう1回は月間MVPを取りたい。

▽日本ハム上沢「取れそうで取れなかったことが何回もあった。1つ勝ってからフォーム的なものやメカニック的なものが、うまくいきだした。僕が追い風となってチームを前に進めることが出来るような投球をしていきたい」