西武山川穂高内野手(30)が両リーグを通じて一番乗りとなる20号本塁打を放った。

3回無死一塁。四球の後の初球だった。広島アンダーソンの147キロ直球。真ん中付近の絶好球を完璧に捉えた。打った瞬間に確信歩き。ゆっくり打球の行方を見つめ、歩を進めた。2試合ぶりとなる20号の2ラン。打球は左翼スタンドの中段に飛び込んだ。

「打った瞬間、行ったかな~と思いました。打てて良かったです」。これで山川は6年連続の20本塁打となった。