阪神大山悠輔内野手(27)が13日、「日本生命セ・パ交流戦」の「日本生命賞」に選出された。同賞は両リーグから1人ずつ選出され、日本生命保険相互会社から賞金100万円が贈られる。

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大山は交流戦の勲章を「光栄です」と喜んだ。交流戦でともに単独トップの7本塁打&21打点の猛打ぶり。チームをリーグ最下位から引き上げる奮闘に「チームも自分自身も交流戦をいいきっかけにして、もっと上を目指してチーム一丸となって戦っていく」と先の戦いを見据えた。

4月下旬に左膝を負傷し、調子もどん底に落ち込んだが交流戦で本領発揮した。14本、45打点はともに佐藤輝をしのいでチームトップ。複数ポジションも守り、体に負荷がかかった分、この4日間は貴重だ。

「いろいろ考えながらやりたいし、こういう時間を無駄にしないようにしたい。やりたいことができる時間だと思います。もっといい成績を残すためにどうすればいいか、というのを考えながらやりたい」。頼れる5番打者の状態は勝敗に直結している。勢いをつなげるために、心身を再び整える。

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