ロッテ小島和哉投手(25)の好投がまた報われなかった。

小雨、6~7メートルの風、90%超の湿度と悪条件が重なる中、6回まで西武打線を無安打に抑えた。球数も66球と少なく、球場もざわつき始めていた。

ところが7回、源田、オグレディ、山川と3連打。荻野の失策も重なり、ついに1点を許してしまった。とはいえ、先制点を奪われた後のピンチは、投ゴロでの自身の好判断などもあり、追加点は奪われず、最少失点で乗り切った。

降板後、球団広報を通じ「山川さんのところで打たれてしまったのは悔しいですが、勝負に行っての結果なので、しっかり受け止めて、次の試合でやり返せるように頑張りたいと思います」と振り返った。

今季は好投が報われず、10度目の先発となった10日のDeNA戦(ZOZOマリン)でようやく1勝目をつかんだ。加速したいところだが、この日も味方打線が湿ってしまった。

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