広島がヤクルトに敗れ、対ヤクルト戦の連敗が9に伸びた(1分けをはさむ)。ヤクルト戦9連敗は球団ワーストタイ記録(93年)となった。

先発ドリュー・アンダーソン投手(28)は6回1失点と試合をつくった。唯一の失点は0-0の3回、先頭長岡秀樹内野手(20)に浴びたソロのみ。6回8奪三振の好投で、ヤクルト打線を封じた。

打線は6回に小園海斗内野手(22)の3号ソロで同点に追いついた。しかし以降は得点を奪えず、1-1のまま今季11度目の延長戦に入った。

延長10回には守備のミスから1点を失い、リードを許した。だが直後の攻撃で1死満塁から松山竜平外野手(36)が右前適時打を放ち、再び同点に追いついた。

決勝点を失ったのは延長12回。三塁矢野雅哉内野手(23)の失策で勝ち越しの走者を出した。その後2死一、二塁となり、丸山和郁外野手(23)が右中間を破る適時二塁打を放ち、2点を奪われた。この2点を取り返すことはできず、敗れた。

今季7度目の同一カード3連敗。首位ヤクルトとのゲーム差は「15」に広がった。

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