広島が延長12回3時間59分の激闘に敗れ、ヤクルト戦の連敗が93年の球団ワーストタイ記録となる「9」に伸びた。

2-2の延長12回2死一、二塁から7番手中崎が途中出場の丸山和に右中間への決勝2点打を浴びた。0-1の6回に小園のソロで追いつき、1-2の延長10回は代打松山の適時打で追いついた。だが、2点差を追う12回に三たび追いつく力は残っていなかった。

延長に入ってからはミスが目立った。10回は先頭打者への死球からピンチを招き、捕手会沢の悪送球で失点。12回は途中出場の三塁矢野の失策で出した走者が決勝のホームを踏んだ。佐々岡監督は「こういう展開になっても、なかなか勝ちきれないということで、選手も悔しいと思っていると思う」と唇をかんだ。5連勝で勝率を5割に戻して臨んだ首位ヤクルトとの3連戦は、3連敗で借金だけを増やす結果に終わった。

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