ヤクルトがDeNAに競り負けて連勝が4でストップ。2リーグ制後最速となる優勝マジックの点灯はお預けとなった。

序盤から点の取り合いとなった。先発高梨は、1回2死から佐野に10号ソロ、2回無死一塁からソトに7号2ランを浴び、3点のリードを許した。

それでもすぐに取り返すのが今季のヤクルトの粘り強さ。2回1死、オスナがDeNA今永の4球目を左翼席へ9号ソロ。3回には2死一塁から山崎が右翼フェンス直撃の適時三塁打。続く山田も左前適時打を放ち、3-3の同点に追いついた。

しかし高梨が踏ん張れなかった。4回には1死二塁からソトに適時打を浴びて勝ち越しを許すと、5回1死二塁から大田に適時打を浴び、2点のリードを許した。前回登板の6月23日中日戦では移籍後初の完封勝利を挙げた右腕だったが、5回9安打5失点で無念の降板となった。

ヤクルトは5回、山崎の中犠飛で1点差に迫ったが、終盤の好機であと1本が出なかった。