根尾にひねられた。阪神が中日ブルペン陣の8人継投を攻略できず、4連敗を喫した。相手エースの大野雄大投手(33)が先発回避したが、拙攻で1得点だけ。5回2死一、二塁の好機では、根尾昂投手(22)に封じられプロ初ホールドを献上。中日に1ゲーム差に迫られ、再び最下位転落の危機に直面した。

▼阪神は今季の中日戦で、バンテリンドームでの勝ち越しがなくなった。ここまで1勝6敗。残り5試合に全勝しない限り、18年以来5年連続の負け越しが決まる。

▼阪神は今季バンテリンドームでのチーム打率1割5分9厘、1試合平均1・1得点はいずれもセ・リーグ本拠地球場別最低。97年の同球場開場以来、年度別チーム打率最低は06年の1割7分8厘、平均得点最少は12年の1・5点。今季ここまでいずれも下回っている。