落合博満氏と中畑清氏が3日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演。ヤクルトが2日のDeNA戦で延長サヨナラ勝ち。2リーグ制後最速となる優勝マジック「53」を点灯させたことについて言及した。

オールースター前でのマジック点灯に落合氏は「まだ終わってないと思います。(下位のチームがひっくり返せるかは)なくはないと思う。(監督時代には)10ゲームはなされて、ひっくり返したこともあった。(ヤクルト優勝は)まだまだ先は長いと思います。53ですからね」と語った。

中畑氏は「野球の質がいい。投打にバランスがいいチームはない」。落合氏は「監督のゲームのプランがいい。それにのっかっている選手がうまいことまわっている。あと村上(宗隆内野手)の存在。4番がしっかりしているのは大きい」とヤクルトの好調理由を語った。

試合はヤクルトが同点の延長10回1死満塁、塩見泰隆外野手(29)がプロ初のサヨナラ打となる三塁への内野安打を放ち、熱戦に終止符を打った。塩見は8回にも同点の適時打を放ち、この日の全得点をたたき出した。