プロ初登板初先発した楽天のドラフト5位ルーキー、松井友飛(ともたか)投手(22)は、4回6安打2四球4失点で降板した。球数は78球で、奪三振は3だった。

初回、1死から源田に四球を与え、2死二塁として山川に左前へ先制適時打を献上。2回には、オグレディに2ラン、3回は外崎に左前適時打を許した。

最速は149キロを記録したが、変化球も含めて制球が甘くなったところを西武打線に捉えられた。

「初登板ということで緊張も多少あり、投球練習でマウンドに上がってから体が少しフワフワする感覚がありました。その分ボールも高めに上ずっていましたし、追いこんでからの決め球も甘いコースになってしまって打たれてしまいました。ただ、しっかり投げきった時は三振も取れたので、反省と手応えのどちらもある登板になったと思います。今日の投球で出た課題をしっかりと今後に生かせるように練習から取り組みたいと思います」と振り返った。

試合前、石井GM兼監督は「まだチームを背負う選手じゃない。自分のやれることを精いっぱいやって、来季につながるものを今シーズン中につくってくれればいいかなと思います。それが結果的にチームのためにもなる」と話していた。

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