日本ハムのドラフト4位阪口楽(うた)内野手(19)がプロ初安打を放った。

「9番DH」でプロ初出場初スタメンを果たし、2打席連続三振の後の7回の第3打席。ソフトバンク石川柊太投手(30)の146キロ直球を中前へはじき返した。「やっぱり振るって決めて打席に入っていたんですけど、すごい球だったので、なかなか自分のスイングができなかった。3打席目には食らいついていこうと思って打席に入りました。全然、捉えてはいなかった。でも飛んだコースが良かったです」と一安心だった。

BIGBOSSこと新庄剛志監督(50)も、その瞬間に両手をNO・1ポーズで突き上げながらベンチを飛び出し、恒例のプロ初安打ボールの確保へ。今宮健太内野手(30)から受け取ったBIGBOSSは、記念球を阪口に向かって突き上げた後、スタンドのファンにもアピールして拍手を誘った。

両親がスタンドで見守る中、節目を飾った。「本当に素晴らしい投手からヒットを打てたので、とてもうれしい気持ちです」と喜んだ。

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