全イのDeNA梶原昂希外野手(22)は4安打を重ねながら、ちょっぴり悔しそうだった。「やっぱり、この舞台のホームランはどんな気持ちなんだろうなというのが1番の気持ち。最後までホームランを狙ってフルスイングしたい」と話していた。初回に右前打、3回に中前打、5回に二塁内野安打、6回に左前打。願った1発こそ出なかったが、十分な存在感を見せた。

プロ1年目。走攻守そろう大型外野手として期待されるが、1軍出場はここまで、まだ4試合にとどまる。フレッシュオールスターでの経験を、後半戦でのジャンプアップにつなげたい。

この日は大分から両親が応援に駆けつけた。同じ九州での晴れ舞台。「両親が見に来てくれた試合に限っては今まで打ててなかったので、今日こういう形でいい姿を見せられて良かったと思います」と素直に喜んだ。次は1軍の試合に2人を呼んで、さらにいい姿を見せる。

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