阪神がDeNAとの接戦を制し、ついに前半最終戦で今季初めて借金を完済した。4回に奪った虎の子の1点を守り抜き、今季13度目のゼロ封勝ち。同一カード3連勝で勝率5割&Aクラスターンを決めた。

両軍無得点の4回、先頭山本、近本が連打でチャンスメーク。佐藤輝が進塁打となる一ゴロで1死二、三塁とすると、大山がDeNA浜口の高め143キロ直球を捉え、ライナー性の打球はセンターへ。中犠飛で貴重な先制点を奪取した。

投げては先発ガンケルが6回6安打無失点と好投し、今季5勝目をもぎ取った。3、4、5回と得点圏に走者を進めながらも、要所を切り抜けホームを死守。7回からは浜地、湯浅、岩崎と勝利の方程式が無失点リレーでつなぎ、勝利に大きく貢献した。

阪神は開幕9連敗スタートが尾を引き、借金は最大16まで膨らんだ。どん底からはい上がり、最高の形で前半戦を締めくくった。

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