2位阪神に連敗を喫し、2位とのゲーム差は、6月22日以来の1桁となる9ゲーム差とされた。先発小沢が4回途中5安打5失点でプロ初黒星。打線は6回に村上の34号2ランで反撃も、中盤までの7失点が響いた。コロナから復帰の大西、清水、田口が1回ずつを投げたが、敵地で痛いカード負け越しとなった。試合後の高津監督の主な一問一答は以下の通り。

-先発小沢は立ち上がりは安定していたが

良かったと思う。いろんな球で空振りも取れたし、ストライク先行で、立ち上がりに関しては良かったかなと思います。

-4回に崩れたのは、暑さなどの要因もあるのか

その辺がもうひとつスタミナ面であったり、先発とずっと2軍でリリーフやっていた違いかなと思います。60球、70球くらいで、ひと山来るのかなと。

-昨日は小川が早く降板しただけに、交代のタイミングも難しかった

確かに難しかったね。もう1点、もう2点、防げたかと思うと、僕自身もちょっと反省しています。

-打線は3回、4回にチャンスも得点を奪えず

得点圏のバッティングが、タイガースとちょっと違いがあったのかなと。もちろん打とうと思って頑張ってはいるんだけど。もっと積極的に振っていっていいのかなと思います。

-抑えられていた中で、村上がホームラン

あれはよく押し込んだ、彼らしい当たりでしたね。いいバッティングだったと思います。

-青木が守備に就いたり、大西、田口、清水もコロナから復帰したが

やっぱり弱音を吐くわけじゃないけど、コロナ組はしんどいね。一生懸命頑張っているし。でも厳しいね。それは塩見にしても、(山田)哲人にしても、ムーチョ(中村)にしても。ピッチャーにしてもそんな簡単じゃないね。あれだけ休んでゲームに出ると言うことはね。よく頑張っていると思います。

-1回休んで体を作り直す部分で、やはり落ちているなという感じか

いやもう、間違いなく落ちていると思います。個人の力、チーム力というのは、明らかに7月の8日、9日から変わっていると思います。

-監督にも難しさがある

シーズン中に、まったく10日間動けなかった人たちが、帰ってきて、さあ動けるかと言われたら、そんな簡単なもんじゃない。やっぱり時間かかるし、それが今だと思うし。踏ん張りどころだね。

-明日はどんな展開に持ち込みたいか

つないでつないでだね。決して(原)樹理に完投しろは言わないし。やっぱり試合をしっかり作って。打線も出塁して、送って、返して。そういうつないでいく野球はやっていかなきゃいけないね。