DeNAの選手コラム「ハマスタ現場発」第7回は、細川成也外野手(23)。6年目の今季は開幕1軍入りしながら、結果を残せず2軍降格を経験。イースタン・リーグでアピールして再昇格し、23日阪神戦(甲子園)で、代打で今季初安打初本塁打を放った。大きな期待を受ける大砲候補が、前半戦を振り返りながら後半戦への決意を語った。

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今年は1本もヒットが出てなかったですし、(23日の阪神戦で)1本出たことはよかったです。あの打席は、ベンチで石井コーチから「ホームランを打ってこい!」と声をかけていただいていました。代打でしたし、自分の持ち味は変えずに思い切っていこうと振れたのが、いい結果に結び付いたと思います。

感触は悪くなかったので、入ってくれと思いながら走っていました。打ったのは伊藤将司投手のチェンジアップでしたが、追い込まれていたので、変化球も頭に入れながら、どんな形でも食らいついていこうと。とにかく結果を残さないといけない立場なので、必死でした。

オフはオースティン、ソトとアメリカで自主トレをさせていただきました。今までとは少し違ったことも教えてもらいましたし、それが実を結んでホームランになったのかなと思います。もっと結果が出てくれば、さらに理解できるようになってくるのかなと思うので頑張りたいです。

今シーズンの初ホームランは出ましたが、前半戦はふがいない結果(16試合で打率0割5分9厘、1本塁打、1打点)でした。後半戦に向けては、オフからやっていることをしっかり継続しながら、プロ6年目なので結果にこだわって、頑張っていきたいと思います。(DeNA外野手)